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商品別Q&A
エンジンオイル全般
粘度「10W-30」などと記載されていますがどのような意味ですか？
粘度は、エンジンオイルの硬さのことを示します。
Wの左側（この場合は10）の数字が小さければ小さいほど、低温環境下でもオイルが柔らかい状態を維持できます。反対に右側の数字は高温時の粘度を表しており、この数字が高いほど、高温時のでのエンジン保護性能が高くなります。
エンジンオイルの「SL」「CF」等の規格とはなんですか？
米国石油協会(API)が定めたエンジンオイルの品質規格です。Sから始まる記号がガソリンエンジン用。Cから始まる記号がディーゼルエンジン用の規格になります。それぞれ後ろのアルファベットが進むにつれて、性能が高い規格となっています。（現在のガソリンエンジンの最高規格はSPになります。
エンジンオイルを選ぶ基準について教えてください。
エンジンオイルは数多くの種類がありますが、基本はお車の新車時に入っているオイルの粘度が基準になります。
その粘度を基準にお車の使用状況や目的に合わせてオイルの粘度やベースオイルの種類を選ぶようにしましょう。
化学合成油、部分合成油、鉱物油の違いについて教えてください。
化学合成油（全合成油）･･･精製過程で不純物を可能な限り排除した高純度のベースオイルです。
不純物が含まれていないため、潤滑性能が高く、劣化しにくいため、交換の頻度が長いと言われてます。性能が高い分価格が高くなりがちです。
部分合成油･･･鉱物油と化学合成油（20％以上）を混ぜ合わせたベースオイルです。
鉱物油の弱点を化学合成油の成分で補うように作られています。
鉱物油･･･原油を蒸留して不要成分や有害成分を取り除いて作られたベースオイルです。
現在一般的に普及しているベースオイルで、街乗り、ちょい乗りには問題ありません。